【推しの子】第1巻感想レビュー。奇才・赤坂アカが作り出した独特なミステリー

お友達に勧められてマンガ【推しの子】を読みました。
びっくりしました。これはすごい。ヤバイぐらい面白い。(←感想のボキャブラリーがなさ過ぎだ)

【推しの子】について

このマンガ、表紙にインパクトがあったので、その存在は知ってはいました。この表紙の女の子、可愛いですよねー。私にソックリ(大嘘)。

で、原作が「かぐや姫は告らせたい」の赤坂アカさん、作画が「クズの本懐」の横槍メンゴさん。作品がアニメ化された二人のタッグなので、これは期待しない方がおかしい。

でもですね、正直言って、ここまですごいマンガだとは思いませんでした!(>_<)

うん。今これを書きながら思いました。これは「面白いマンガ」というより、「すごいマンガです」。

ちなみに、マンガのタイトルが【推しの子】ですが、括弧【】込みでタイトルですのでご注意をお願いします。私が勝手に【】を付けたわけではありません。この括弧も何らかの意味があるのかな? これだけすごいマンガを書ける作者なら括弧にも意味がありそうですよね。

アイドルが出てくるマンガと言うことは知っていたので、「推しの子」というのは、主人公が「推しているアイドル」という意味だと思っていたのですが、「子」の部分が意味合いが違いました。これはネタバレになるので読んでのお楽しみです。

【推しの子】のあらすじ

主人公・ゴローは田舎の産婦人科医。難病を抱え、12歳で死んでしまった入院患者・さりながアイドル「星野アイ」を激しく推していたため、いつの間にか自分も熱狂的なフアンになっていた。

ある日、訳ありのような父娘がゴローの産婦人科に訪れ、妊娠したらしい娘を診察することになった。診察の結果、双子を妊娠していることが判明したその娘は、ゴローが熱狂的なフアンである星野アイだった。

アイドルを続けたいというアイに、ゴローは秘密裏に無事出産させることを誓うが、出産直前に何者かに襲われてしまう。そして目が覚めたとき、あり得ないことが起こっていた。

【推しの子】感想

もう少しあらすじを書いても良かったのですが、1巻の中だけでも何回ものサプライズがあるので、ネタバレはやめておきましょう。

最初はアイドルオタクの中年医者が主人公のキモヲタコメディかと思ったのですが(←酷い)、そうじゃないことがすぐにわかりました。かなり予想を良い意味で裏切るストーリーで、今後の展開がまったく読めません。

作品としてのジャンルもよくわからなくて、「キモヲタコメディ」でも「芸能界コメディ」でも「アイドルサクセスストーリー」でもなさそうな感じで、1巻の終盤でようやくミステリー要素が大きくなりました。とりあえず暫定的に「ミステリー」にカテゴライズしておきましょう。

このあと落ち着くかもしれませんが、1巻ではかなり速い展開だったので、もしかしたら長期的な連載では無いのかもしれません。まもなく2巻が発売になるので、速効で買って読みたいと思います。

あまり細かいところが書けませんでしたが、今まで読んだたくさんのマンガの中でも、かなり面白い部類に入るので、自信を持っておすすめしたいと思います!
 

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