2019年7月からスタートしたテレビアニメ「とある科学の一方通行(アクセラレイター)」の第1話を視たので、感想を書きたいと思います。(今頃ですが・・・)
あー、なんかいろいろ懐かしいです。「とある」シリーズは、原作のライトノベルの「とある魔術の禁書目録」を読んで、興味を持ち、同作のテレビアニメ第1期、第2期を視たのですが、登場人物、ストーリーが複雑(というかカオス)でなかなか一言で説明するのが難しいんですよね。
一応、原作の主人公は上条当麻なのですが、その他にも個性的なキャラクターがたくさん居て、「主人公クラスの大物」も何人も存在するんですよね。御坂美琴もそうですし、浜面仕上、土御門元春、神裂火織なども、他のマンガなら十分主人公になれますよね~。
そんな「主人公格」の1人・一方通行(注意:かなり無理がありますが「一方通行」と書いて「アクセラレイター」と読みます)は、私が大好きなキャラクターで、特に「打ち止め(ラストオーダー)」との掛け合いは本編のもっともお気に入りの部分なんです。
今回レビューするアニメ「とある科学の一方通行」はそんな一方通行が主役のスピンオフ。期待したラスターオーダーのセリフ「ミサカはミサカは・・・」も存分に聞くことが出来て私は大満足です!
しかも、スピンオフとはいえ、アニメのクオリティが「禁書目録(インデックス)」や「超電磁砲(レールガン)」と同じことに感激しました。まるで続きを見ているようです。ああ、何もかも懐かしい・・・
ただ、、、
正直に言いましょう。
私が「とある魔術の禁書目録」の原作小説を読んでいたのは、7~8年前。さすがに記憶も情熱が薄れてきています(汗) このアニメもどこまで夢中になれるかは未知数ですね。昨年放映された禁書目録Ⅲもそうですが、遅いんですよ! アニメ化が!
とまあ、愚痴はこれぐらいにして、アニメとしては質が高いのでしばらくは見続けたいと思います(笑)
そんなワケで「とある科学の一方通行」第1話の感想~。ネタバレがありますので、ご注意を。
街全体が科学の最先端を行く学園都市。そんな学園都市に7人しかいないレベル5の超能力者の中の第1位・一方通行(アクセラレイター)が、御坂美琴のクローンである「打ち止め(ラストオーダー)」を助けるために拳銃で撃たれ、入院する話は原作でもありましたが、今回のこのアニメは、その入院中から話が始まります。
銃弾により、脳に損傷を受けた一方通行は、言語と運動能力、演算能力に障害が残ってしまいますが、首に付けた装置により、ミサカネットワークの演算能力を借りることができ、バッテリーが持つ短時間の間ではありますが、本来のレベル5の能力を使うことが出来るようになっています。(これも原作で語られています)
そんなとき、病院に訪れたのが、超能力を利用した物騒な武器で武装した3人の学生。そいつらは、一方通行の能力の秘密を知るために、一方通行の血(遺伝子)が付いた袋を奪って去っていきます。その袋は、ラストオーダーが大事そうに持っていたものなので、一方通行の怒りが爆発! 怒った一方通行から逃げ切れる相手などこの世に居るわけもなく、相変わらずの無双が炸裂します(笑)
ポイントは、自分の遺伝子情報ではなく、ラストオーダーの大事な物が奪われたので取り返しに行ったってところですね~。敵も一番獲ってはいけない物を獲ってしまったわけですね、ご愁傷様。
禁書目録の最初の方では、性格の悪い完全な悪役として登場した一方通行ですが、上条当麻に負け、ラストオーダーに出会ったことで、実は最初から持っていたらしい優しい側面が見られるようになってきました。その意外性にキュンとなった愛莉なのですが、発言や戦い方が相変わらずキレているので、あまりお友達にはなりたくないかもしれません(笑)
でも、味方としてはこれ以上頼もしい存在はありません。その無双ぶりはストレス解消にもってこいですね~。「最強のアニメキャラは?」というアンケートがあったら、真っ先に一方通行の名前を書くと思います。だって、自身が受けた攻撃のすべてを敵に跳ね返したり出来るんですよ? 核爆弾でも死なないらしいです。あー、でも時を止めることができる空条承太郎と戦ったらどうかな??
それにしても、、、
先ほどもお伝えしたとおり、禁書目録の原作を楽しんでいたのは7~8年前なので、いろいろと懐かしさがこみ上げてきました。特に、ラストオーダーの「ミサカはミサカは・・・」というセリフを聞いて泣きそうになりました。
あと、カエル顔のお医者さん(名前忘れた)も、相変わらず良い味を出していますし、アンチスキルの黄泉川愛穂の口調(「じゃん」)もまた聞けて嬉しかったです。
このアニメ「とある科学の一方通行」は原作のマンガがあるみたいなのですが、私は未読なので、純粋にアニメの展開を楽しみにしたいと思います。
気が向いたら第2話以降のレビューも書きます!