ライトノベル・涼宮ハルヒシリーズの最新刊が発売になるようですね。
って、えええええ?! マジ?!
これはびっくりです。漫画、アニメ系のニュースサイトは頻繁に見ておりますが、今年一番びっくりしたニュースです。(2番目は「くまクマ熊ベアー」のアニメ化)
こんなことがあるのか・・・・(汗)
この(ヲタクの)世界にいて、涼宮ハルヒを知らない人は居ないでしょう。いろんな意味で話題になり、一種の社会現象まで引き起こしたライトノベル&アニメシリーズです。私も大好き「でした」。
物語は未完なのですが、もう続きを読めることはないと思っていたのです。作者である谷川流さんのモチベーションの問題ですね。原作の9巻目にあたる「涼宮ハルヒの分裂」まではコンスタントに刊行され、アニメ効果もあって人気が絶頂に達した矢先、10巻目にあたる「涼宮ハルヒの驚愕」が突然の発売延期。2007年6月に発売予定だったものが、なんと忘れた頃の2011年5月に発売になったという。
しかもこの「分裂」と「驚愕」は続き物になっており、ものすごく続きが気になる状態で4年も待たされたんですよね。なんで刊行が4年も遅れたのか詳しい原因は不明。作者によると「突然書けなくなった」とのことですが・・・・。
で、そこから9年も新刊が出ていない現状で、続きが出るなんで誰も思っていないです。「谷川流さんにもうハルヒは書けない」と私は思い込んでいました。
というわけで、今回のニュースは寝耳に水で、仕事中にこっそりスマホでニュースを見ていたのですが「え?!」と声を出してしまったほどです(爆)
さて、その新刊である「涼宮ハルヒの直観」なのですが、なぜ「直感」ではなく「直観」なのかは置いておいて、その内容を見てみましょう。今回は短編・短編・中編の3話構成ということで、もしかしたら既出のものの寄せ集めかと思ってガッカリしかけたのですが、最後の中編は完全書き下ろし新作のようです。
1.「あてずっぽナンバーズ」(短編)
2013年に発売になった書籍「いとうのいぢ画集 ハルヒ百花」に収録されていた短編です。初詣に行ったときのエピソードなので、時系列的には「涼宮ハルヒの動揺」に収録されていた「猫はどこに行った?」の後に来るお話ですね。
2.「七不思議オーバータイム」(短編)
ムック「ザ・スニーカーLEGEND」に掲載された短編らしいです。この短編の存在は知りませんでした。2018年なので、これを知っていれば新刊が出そうな気配は感じ取れたかもしれませんね。時系列的には「涼宮ハルヒの驚愕」の後の話みたいです。
3.「鶴屋さんの挑戦」(中編)
これが書き下ろし新作のようです。旅行中の鶴屋さんからSOS団に謎解きのメールが届く、、、という話みたいです。時系列は不明。
こんな感じ。ニュースソースはこちら。
うーむん。読んでみないとわかりませんが、物語が急激に動くような内容ではなさそうな気が? それとも今後の展開に必要な伏線が張り巡らされているのでしょうか?
ハルヒシリーズは「憂鬱」から張られてきた伏線が、「消失」で一気に回収されるという見事な構成で読者の心を掴んだので、これからもそういう展開があるといいなと思います。
まずは涼宮ハルヒシリーズ復活に乾杯。
そして未来に期待したいと思います♪(^-^)